第3日目:日本語コーディネーター同行
シルクロードの終着点。リヨンを黄金期へ導いた「絹」の物語
3日目は、世界中を虜にした「リヨン・シルク」の歴史を深く掘り下げる、優雅な1日です。かつてヴェルサイユ宮殿を彩り、現在はエルメスのスカーフを支える伝統技術の粋に触れていただきます。
09時:ご宿泊ホテルご出発(移動は公共交通機関を利用いたします)
■ 職人の魂が宿る「クロワルースの丘」とジャガード織機
まずは、かつて「カニュ」と呼ばれた絹織工たちが暮らしたクロワルースの丘へ。19世紀、リヨンの絹産業に革命をもたらした「ジャガード織機」の力強い鼓動を間近で体感できるカニュ博物館を訪れます。
複雑な紋様を織りなす伝統の手仕事と、リヨンが「絹の街」として欧州の頂点に立った黄金時代の面影を感じてください。
■ 日本との絆と、受け継がれる最高峰の技術
19世紀後半、ヨーロッパの養蚕業を襲った危機を救ったのは、実は日本から運ばれた上質な生糸でした。日本とリヨンを繋ぐ深い絆の物語を知ると、この街がより身近に感じられるはずです。
午後は、伝統的な**シルクスクリーン(手捺染)**の工房を訪問。色鮮やかな絵柄がシルクに吹き込まれていく熟練の技を、間近でご覧いただきます。
■ 2000年の美を俯瞰する「リヨン織物装飾芸術博物館」(※)
1日の締めくくりには、世界屈指のコレクションを誇るリヨン織物装飾芸術博物館へ。
東洋から西洋まで、2000年にわたる壮大な織物芸術が展示されています。王族や貴族、聖職者たちを飾った豪華絢爛な刺繍や衣装の数々は、まさに圧巻。単なる産業の歴史を超えた、人類の美への情熱が結晶した空間です。
手仕事の温もりと、最高級の美意識。リヨンが世界に誇る「絹」の真髄に触れる、特別なひとときをお愉しみください。
※ リヨン織物装飾芸術美術館は現在、改装工事のため閉館しています。リヨンの老舗シルクメーカーBROCHIER(ブロシエ)のコレクションが展示されているシルク博物館にご案内いたします。
17時:ご宿泊ホテルご到着、解散。ご自由にお過ごしいただきます。

