観光スポット

ストラスブール大聖堂

ノートル ダム ストラスブール大聖堂
CATHEDRALE NOTRE DAME DE STRASBOURG

・住所:Place de la Cathédrale, 67000 Strasbourg France
・公式サイト:http://www.cathedrale-strasbourg.fr/
・開館時間:月曜日~土曜日 8:30~11:15、12:45~17:45
      日曜日・祝日 13:30〜17:30
 ※ミサが行われているときは入場不可
・休館日:なし
・入場料金:無料
 ※尖塔への入場と天文時計は有料
・アクセス:ストラスブール駅から徒歩 30分。

(最終更新日:2021年09月)

みどころ

ドイツ文化の影響をうけるフランスの都市ストラスブールには、ゴシック様式の最高傑作といえる大聖堂をご覧いただけます。外壁には使われているバラ色の砂岩が特徴で、332段の階段を登った先にある塔頂上からはストラスブールの街並みを一望することも可能 ! ボージュ山脈から採集したピンクの砂岩を使って3世紀にわたって建設が行われ、ヴィクトル・ユゴーによって『巨大で繊細な驚異』と呼ばれたストラスブールの大聖堂。その見どころは沢山ありますが、内部の祭壇、ペストリー、天文時計、ステンドグラスは必見です。また、教会内外にふんだんに施された見事な彫像は訪れる人に感銘を与え続けています。直径14メートルの壮大なバラ窓や、色彩の美しいステンドグラスにも注目です。彫像に加え、芸術家、数学者、技術者の英知を結集させたルネサンスの傑作である天文時計の、見事な外観とからくり仕掛けは、いつも人だかりができるほどの人気です。

ストラスブール大聖堂は、宗教的、文化的、象徴的にも重要な意味を持っています。このようなストラスブールのシンボルである大聖堂をぜひ一度訪れてはいかがでしょうか?

ストラスブール大聖堂をもっと知りたい...

ストラスブール大聖堂

巨大で繊細な驚異

ストラスブール大聖堂は、高さ142mを誇り、教会としては世界第6位の高さです。 

では、ストラスブール大聖堂の歴史を紹介しましょう。

ストラスブール大聖堂の歴史は1000年以上前にさかのぼり、1015年に建設された大聖堂が火災により焼失した後に、現在のストラスブール大聖堂の建築が始まりました。初期の建築はロマネスク様式でしたが、1225年から、シャルトルやランスなどでゴシック建築に携わった建築家たちがストラスブール大聖堂にゴシック建築を導入しました。また時代の流れと共に、様々な歴史の激動の傷跡を負っては、改装を繰り返しています。

1521年の宗教改革の下でプロテスタントの教会となり、1681年にストラスブールがフランス国の統治下におかれてからカトリックの信仰に戻りました。

 

ストラスブール大聖堂は1870年から1945年の間に3回の戦争に巻き込まれ、大きな被害を受けましたが、そのたびに修復を繰り返し、すばらしい姿を披露し続けています。

このように、ストラスブール大聖堂は、革命期や戦争、様式や教会の典礼の変化など、様々な曲折を乗り越えてきたことによって多くの貴重な品々が残されています。

その一部を紹介します。

正面から右の入り口には、誘惑を象徴する『愚かな乙女たちと賢い乙女たち』の彫刻が施され、表情の豊かさに驚かされます。左の入り口には、『悪徳に打ち勝つ美徳』の女性の彫像が見られます。正面の入り口では『キリストの受難と復活』が描かれています。

大聖堂は芸術作品の宝庫ともいえ、そのスケールの大きさに観光客は驚きを隠せません。最も感心を集めているのは、『最後の審判』を表している壮大な天使の柱です。また、偉大な説教者ヨハン・ガイラー・フォン・カイザースベルクの説教壇は、50人もの登場人物からなるゴシック建築の華やかな彫像が施されています。さらに、大聖堂の天文時計は、芸術家、数学者、技術者たちの英知を結集した「驚異」の産物といえるでしょう。製作は1842年にさかのぼり、古い歴史が刻まれています。正午に繰り広げられる大時計のからくり仕掛けのパレードをお見逃しなく。

 


文:まっちゃん(著作権保護により無断複写・複製は禁じられています)


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